REAKTOR

少し時間が出来たのでREAKTORでSE用のシンセを作りました。
ゲーム関係のSEを作る上で既存のDAW+ソフトシンセが実機+MMLに遠く及ばないのは、ズバリ!ピッチの扱いとデータの繰り返しにあると思っています。
ピッチの扱いというのは端的に言ってモジュレーションしたときの再生ポインタの変化幅です。たとえばノートナンバー0から127にエンベロープでピッチを可変できるソフトシンセはほぼ無いと思います。(重ねがけすれば出来るものもありますが。)
またエンベロープでピッチを落として行き、値がマイナスに突入すると逆再生に入る。というソフトシンセもほとんど見たことがありません。
でもSEを作る上では「音楽ではやらないよね?」といって省かれてきた機能がとても重要だったりします。その点、REAKTORは音楽的要素=ピッチと音響的要素=再生周波数をハッキリと分けて処理できるのでSEにはとても向いていると感じています。

最初に書いた、「データの繰り返し」の部分については残念ながら実装が出来ていません。これはノート毎にだんだんピッチが上がっていくとか、だんだんゲートが短くなっていくというアレです。和音の処理とかゲートの処理を考えると、どうしても膨大な時間が必要そうで…。頭が弱いというのは難儀なことですな(苦笑
それを抜きにしても結構使えるものが出来たともいます。ノートデータの処理はおいおい追加していくということであとはサンプラー部分の波形を厳選したら実用化!

あとはスキン作りたいなあ。ただこれMultiBPのエンベロープが複雑なマクロで自分で改造することが出来そうも無いんです…。うーむ。