ことわざ

パルスとノイズでSEを作っていたころは発想勝負なところがあって、出来上がるものはどれもとても面白いものでした。この手法で波形がPCMになったらいったいどんな素晴らしいサウンドが出来上がるのかと夢想してたものですが、実際には…。
どうも素材が良くなると、よく言えば素材を活かす、悪く言えば手抜きになりがちなようです。自然の素材といえども厳密には固有のピッチを持っていますが、それらを重ねあわせると複雑すぎて不協和になりがちです。ノイズに近いので不協和とは感じませんが、結果、なんとなく無個性で暗いSEが出来がちになります。*1
やはりきちんと色彩を整えるには新旧の制作方法を公平に扱う必要があるなあと。
で、本題ですがこういった環境が満たされると技術が後退するような現象をことわざではなんて言うのでしたっけ?

*1:個人的にですが、もの凄い不協和はマイナー感が押し出されると思うので。