SKANNER

去年のクリスマスギフトでNIが配ってたシンセ。中身の波形を差し替えてみたら効果音的にはメチャメチャ面白い!
MODULATORSの中にOSCがあったりして一見意味不明ですが、発音に使われるデータ(?)はあくまでサンプル。OSCやEG、LFOはサンプルのスキャンする場所を決めているわけです。例えばOSCはサンプルの任意の場所を強制的に指定したピッチのサンプル数でループさせるのでサンプルがどんな音程でも音源として扱うことが出来ます。また、グレイン系のように粗い粒がクロスフェードするわけでは無いのでかなりソリッドな音が出ます。
OSCは高速ですがEGやLFOはゆったりとしているので元のサンプルの性質を保った使い方もあり。両方組み合わせれば効果音としてはもっとも難題なものの一、音色自体がトーナル〜現実音を行ったり来たりするようなものが比較的簡単に作れます。(もちろんコントロールは非常に難しいですが、普通のシンセではそもそも機能的に困難なので。)
作者Stephan Schmittありがとう!